株式会社サイトホーム様
ゼロから始まったイベント集客で、売上見込みが4000万円までに成長!
宮城県仙台市を中心に、リフォームを専門に行う株式会社サイトホーム様。
その代表・齋藤秀功氏に、サクセスサポートオフィスとのこれまでの経緯や効果、率直な感想を語っていただいた。
※写真左から齋藤秀功氏・弊社代表取締役 森下吉伸
株式会社サイトホームの概要について
―― サクセスサポートオフィスをお知りになった時期ときっかけを教えてください。
セミナーがきっかけで、そうですね…2009年とかでしょうか。
きっかけはセミナーなんですが、知ったのは以前から自分が元々会社を起こして、リフォーム会社の経営に携わってる中で、どこかに加盟して色々勉強したいなということを思ってた時だったんですね。
いろいろセミナーを聞いたりとか、経営者の人たちのお話を聞きに行ったりとか色々してきた中で、あんまり色々話を聞いてても自分にはちょっとピンとこなかったんです。
売り上げを伸ばそうとか、従業員を増やしてガンガンやっていくって言うつもりも正直なかったんですよ。
その中で、確かに広告をいっぱい巻いて、集客して、売り上げを上げるとか、いうのも大切なんですけど、やっぱりそうじゃなくて、やはり地域に根ざしたリフォーム会社がこれから生き残っていけるのかなのかなぁと思っていたんです。
その時に、ちょうど森下社長さんがセミナーを開いて、研究会のことをネットで見てから行ってみたんですけど、正直いろんなセミナーを聞いた中で、すごく自分にとって「あぁ、これだ」と思ったんですね。
―― ネットで知って、セミナーに参加されてという流れですね。
そうですね。
そこで話を聞かせていただいて、それで、2、3か月に一回ぐらい、研究会の集まりがあると言われたので、参加させてもらうようになりました。
▲今回お話を伺った齋藤 秀功氏。
▲株式会社サイトホーム様の外観。
―― 同業者であったり、同じ経営者からのお話が聞けるという点が魅力ですか?
まずそういったことってないじゃないですか。ああいうところに行かないと。
実際に経営者って、やっぱり表の話はどうだっていいんで、内部の聞けない話がやっぱり聞きたいわけですよね。要は仕入れがいくらだとか、利益なんぼってなるから。
実際そういうところが、皆さんと共有できるのは素晴らしいです。
僕はここにしか所属してないんですけど、皆さんは、他にも絡みのグループとかがあると思うんですけど、あんまり他所ではやらないんじゃないですかね。
皆さんも非常に良い方ばっかりなので、私もすごく話しやすく、毎回有意義なお話しをさせてもらっております。
―― 株式会社サイトホームさんの事業内容、特徴について教えてください。
うちの会社は創業が40年なんですけど、それは父親の代から数えて40年ということなんです。
元々、建築資材関係の販売等をやってまして、それで今から15年ほど前にサイトホームという名前に切り替わりました。
そこから元請け業に、リフォーム、新築、増改築工事をにするようになったのが、今から15年前です。
今従業員の方はパート社員を含めて 10名ほどなんですけども、年間、大体3億ぐらいの売上を見込んでおります。そんなに売上は多くないんですけど、従業員もまだ若いスタッフが多いのでこれから育ってくれれば、もう少し売上を伸ばせるような会社にはなっていきたいと思ってます。
うちはお恥ずかしながら、離職率が非常に高い会社で、私がサイトホームを始めてからなんですけど、もう人が入っては辞め入っては辞めというのを繰り返してまして…。
その辺がちょっとまずいなというところががありまして、ここ最近で森下社長から色々アドバイスなどをいただいて、ようやく社員も落ち着いてきたかなというところなんです。
地域密着型で既存客を大切に育てる
―― 数あるコンサルティング会社の中で、なぜサクセスサポートオフィスを選ばれたのでしょうか?
最初にも言ったとおり、僕はどちらかというと、多店舗展開して、売り上げを来年10億だ20億だとガンガンガンガン上げていくような会社を特に目指していないんです。
どちらかといえば、地域密着型で長く経営できるような会社を目指しているので、それに非常にマッチしたところだなっていうところがまず大きかったですね。
あともう一つは、新規を集めるのではなくて、いかに今の既存のお客様を大切にして、そこで集客できるかが、リフォーム会社の一番大切なところだと思うんですけも、それがわかってない人たちって周りに多くて…。その辺が話を聞いてわかりやすかったっていうのが最初にありました。
―― 既存客の存在が一番大きかったのでしょうか?
そうですね。うちは地域密着でやっていて、仙台とその周りの近郊ですね。
当時の私たちは、下請けというかそういった仕事が主だったんです。
某大手の仕事を請け負っていたんですよ、ずっと。
某大手相手に商売やってて、要は何も広告打たない、何もコマーシャルもしない。
毎日黙って仕事がバンバン降ってくるみたいな会社だったんです。
それを長年続けてましてが、最初は良かったんですけど、どんどん競合会社が出来たおかげで、毎年のようにみるみる売り上げは落ちる、集客は下がるっていうのがわかってきまして…。
こりゃまずいなっていうことで、いつまでも某大手のスネかじって商売やってらんないんだっていうところから、いろいろ始めたんです。
それでも、やっぱり自分もまだ全然、集客のこととか、イベントとか、何一つわからなかったので…。
今では、ホームである仙台市内の南のエリア、それから北側エリアにも力を入れて、顧客数は着々と伸びていっています。
経営者は孤独。貴重な個別セッションの時間。
―― 現在はどのようなサービスを受けられているんでしょうか?
今のサクセスサポートオフィスとのお付き合いというのは、月に一度個別セッションを受けさせてもらって、会社の経営的なところとか、会社で抱えている問題もそうですし、あとは色々、個人的な悩みとかそういったことを色々相談・アドバイスを受けています。
それと、あとは会員の集まりが3ヶ月に一回ぐらいあって、セミナーを受け、研修を受けて、あと経営者の人たちと集まって、情報交換させてもらってというような感じです。
―― 個別セッションのお話が出ましたが、これまでの中で特に良かったなと思うことを教えてください。
毎回思ってることは、やはり会社の経営をしていく中で、経営者って孤独じゃないですか?
電話で相談する相手もいないし、例えば右なのかな左なのか、って迷う時って必ずあるんですよね。
そういった時に自分で決めなくちゃいけないのも経営者の責任だとは思うんですけど、そこでアドバイスをしてもらえるっというのは非常に私にとっては貴重なんです。
自分が間違ってることとか、違ったこととか、やっぱりわからない事って結構あるんですよ経営者って。
結局前しか見えてない事って結構多いんで、私の場合は、周りが見えてないとかっていうのもあるので。
そういった時に森下社長に色々ご相談させていただくことによって、「あ、こうじゃないんだなこうなんだな」ということを実際にアドバイスいただいているので、僕にとってみればありがたい事だなと思って。
▲「自分で決めなくちゃいけないのも経営者の責任だとは思うんですけど、そこでアドバイスをしてもらえるっというのは非常に私にとっては貴重なんです。」
―― その中でも具体的なエピソードってありますか?
例えば、会社の抱えている問題だったり、従業員が抱えている問題とか、社内的に問題が起きた場合のことを相談させていただいたときに、自分では中々判断つかない時とか分からない時も多々あるんですよね。
そういうときにお話を聞いていただいて実際解決できたとか、あとは問題もクリアできたってことがあることについては非常に助かってますね。
その中でも最近のお話だと、やっぱり、仕事の話、会社の話もそうですし、従業員の話もそうなんですけども、家庭の問題なんかもあります。そういったところとかのお話を聞いていただいて、非常に助けられましたし、中々そういう話をできるところっていうのもないと思って。
―― 森下社長にお伺いします。プライベートなご相談はよくあるのでしょうか?
【弊社森下】
ありますね。
やはり、身近な人との関係づくりですね。
これは、頻繁にあります。
―― 仕事のお話の延長線上で出てくるという感じですか?
【弊社森下】
ほとんどその話ばっかりっていう人もいますし、全然仕事の話とかしない人とかもいるし、様々です。
自分自身で問題抱えている人とかいるでしょ?
例えば、何故かはわからないが、腹がたつとか…。
そういった場合は、例えば、3回とか6回っていう節目を決めて、そういうところでメンタルケアみたいなものを行う、ギュウギュウ詰めででメンタリングをすることがあります。
メンタリングだけを受けに来るっていう人たちもいますしね。
そういう人たちが、半分ぐらいで、後の人は経営と半々ぐらいで利用されますね。
経営者の中にも、メンタルなどはどうでもいいと思っている人もいる。
自分のありようがどうとか、自分の人格を上げたいとは思わないとかね、そんなことはどうでもいいと思っている人がいるんです。
そういう人たちはね、うまくいかないから離れていっちゃうんですよ。僕から。
やっぱり両方ちゃんとしようと思ってる人たちが、研究会では残っています。
今の30社ぐらいの人たちっていうのがそういう人たちですね。
個別セッションもそうだけど、今だとスカイプがあるから、もう表情とかわかるじゃないですか。
…そうなると長い付き合いになりますよね。
各個人の問題解決というよりかは、社員として、これからどうなってもらいたいか
―― 齋藤社長もメンタル部分でのご相談をされますか?
ええ。一番そこが重要なところだったりもしますね。
どうしても私の場合だと、ほとんど休みがあってないような感じですから、月に一回お会いして色々メンタルのサポートもしていただいてるので、その辺も非常に助けられてるというところもありますね。
―― 基本的には森下社長と1対1ということですよね?スタッフさん同士の関わりなどはありますか?
一度森下社長にうちの会社にお越しいただいた際、会社全体でセッションさせてもらったことがありますね。今年の話です。
その時は、従業員が抱えている悩みとか、問題などを一人一人聞いていただけたので、社員にとっても良かったですし、僕も非常に助かったというか、感謝しています。
▲弊社森下(左)と齋藤氏(右)。
―― 森下社長、その時の社員さんがどうだったとか、何か問題抱えてるなとか、そういったものは見られたのでしょうか?
【弊社森下】
それぞれにいろんな質問、問題がある訳じゃないですか。
ただひとつあるのは、各個人の問題解決というよりかは、社長からの依頼なので、社長が使ってる社員として、これからどうなってもらいたいんだという方向に持っていかないといけないんですよ。
だから例えば、 社長のことを誤解しているっていうことがあるんだったら、誤解を解かないといけないし、なぜそのような方針でやってるかということに対して、理解をして行ってもらわないといけないということですね。
ですから、あるところは本音で話すところもあれば、あるところは会社や、社長を理解してもらうということを前提に、その人の考えを持っていくという手法を用いました。
だからまあ、少し個人で話をするのと、会社から依頼されてその人と話をするのとはタッチが違う訳です。
―― 難しいですね、その、持っていき方というか。社員さんも個人で問題をぶつけたい訳ですし。
【弊社森下】
「給料安いんですよ」に対して、「安いよなそんなの困るよな」って言ってもしょうがないんですよ。
で、そういった不安があるとやっぱり、なぜそうなのか、自分はどうなのかとか考えがちなんです。
そこに対して、どんな風にできるのか、あるいはできないのかを一緒に考える。
大体みんなそうなんですが。そこで「やらなきゃといけないですよね」とかって落ち着くんですけどね。
どこが自分にとってふさわしい給料とかって分かってないからね、分かってないから高いとか安いとかっていう気になってるんです。
でもまあそういうところを整理して、この会社のなかで、自分は何故選んだのか、選んだ良さがあるわけですよね。
そこを伝えながら、その中での自分の性格レベルはどうなのかとかね、そういう情報が全然ないから、安く使われてるんじゃないかなと見たいな、思ってしまうのでしょう。
―― ではそういう不安を取り除く作業が必要なんですね。
【弊社森下】
そうそう。そうすると、自分なりにでも落ち着いてきよる。
腹に落とし込むという作業ですね。ほんと助かってます。
イベント集客で自然とお客さんは増えていき、売上見込みが4千万円まで
―― 集客の面ではいかがでしょうか?イベントであったり、告知(チラシ)などもされてらっしゃるかと思うんですけど、その辺りのお話を聞かせていただいてもよろしいですか?
そうですね。
また下請け時代の話になりますが、以前は、イベントで言うと、チラシを撒かなくても毎月30件ぐらいは集まっていました。
自分のところで何もしなくても、毎月売り上げが上がるみたいな状況だったんです。
ところが、ある時を境に下降していったんですね。
そこからコンサルティングを受けるようになりました。
―― 具体的な施策にはどのようなものがあったのでしょうか?
全くゼロからのスタートでした。
最初はまず、集客の部分なんですけど、イベントのやり方だったり、チラシの作り方もそうですし、そういったところから、アドバイスをいただきました。
あとはいろんな会社さんたちが集まってたので、そこから色々やられていることを学ばせていただいて、それで「ああこういう風にやればいいんだな」とか、そういったことを学んでいきました。
▲「やってく中で、良い点もあれば、悪い点もあり、それらを修正しながら続けることで、自然とお客さんは増えていきました。」
―― 施策を始めて行って成果はいかがでしたか?
そうですね。
やってすぐということでなかったですけど、やってく中で、良い点もあれば、悪い点もあり、それらを修正しながら続けることで、自然とお客さんは増えていきました。
キャッチコピーもそうですし、そもそもチラシの構成なんかもそうです。
そういったことを継続してやっていくことで、成果が上がっていきました。
ショールームイベントの場合ですと、だいたい40組〜50組ぐらいで、2日間お客様にお越しいただいてるっていう感じですね。
売上で言うと、イベントにもよりますが、少なくて2千万円ぐらいで、多い時だと4千万円程の見込みがたってるっていう状況です。
―― 見込みが多い時で4千万円ですか…。当初と比較するとどうなんでしょう?
いや、もう雲泥の差ですよ。
まず来ないんですよ人が、イベントやっても…。
一人二人っていう時も経験してますし、ゼロっていう時もありました。
仙台でもいろんな会社さんがショールーム使ってやったりもしてますけども、お客さんが全然来ないっていう会社さんも多いんです。
つい先日ですけど(うちの二週間後ぐらい)、リクシルのショールームで工務店さんが土日二日間イベントやられてたんですけど、結果3組でしたからね。土日で。
…その時に昔を思い出しました。
また続けていかなければならないと気が引き締まりましたね。
今後の展望、そしてサクセスサポートオフィスに求めるものとは?
―― 株式会社サイトホーム様としては今後どういった展開をお考えなのでしょう?
僕の考えとしては、今のリフォーム事業をある程度売り上げを安定させたいというところがあります。
後は、これから今度新築もそうですし、不動産の方もやっていきたいと思ってますので、そこで次のステップを踏んでいければなと思っております。
―― 今後、サクセスサポートオフィスの方に期待するものだったり、展望のようなものをお伺いできればなと思います。
先日も森下社長にお話はさせてもらったのですが、今いろんな経営者の方が集まって、グループコンサルティングをやっています。
これからもっと会員の人たちが増えて、いろんな情報共有であったり、学びたいことがたくさんあるので、できるだけ、いろんな方々と出会いの場を作って頂きたいというのが僕の希望です。
あとは、個別セッションの中でも、僕としては、自分もそうですし、うちの従業員とかスタッフの人たちのアドバイスなんかも今後聞いて頂きたいなというふうにも思っております。
―― ありがとうございました。
▲個別セッション後、サクセスサポートオフィスでの写真。
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