バランス感覚を養うということ パート2

森下 吉伸

こんにちは。森下です。
 
気温も一気に下がり肌寒くなった。年末に向けて体調を崩すことがないよう、体調管理をしっかり行っていきたい。
 
さて、今回は引き続き「バランス感覚」を養うコツをお伝えしていく。
これを見れば仕事は勿論、プライベートでもバランスがいかに重要かが理解頂けると思う。ぜひご覧いただきたい。
 

 
バランス感覚を養うということ_1

まず、自律神経のバランスをとる

さて、前回ご紹介した副交感神経を優位にするには、どうすればいいのか?
 
まず、あなた自身のことをもう一度振り返って欲しい。だいたいこのブログを読んでいるあなたは無理をしているだろう。
 
 
充分にからだを休めることなく仕事をやり続けていないか?先ほどもいったが、多少の時間の自由はあっても、会社のトラブル、売上げ、社員の教育などに頭を悩やませてはいないか?
 
 
そのくせバランスも考えない食事、暴飲暴食、遅くまで飲み続ける生活をしていないか?
 
 
それらはすべて、交感神経ばかりを優位にして、体の免疫力がいつも低い状態で生活を送っていることになっているのだ。
 
 
あなたではないが、同じような経営者では、若くして大病になったり、最悪亡くなったりといった人も結構いる。その人達は、事故や災難、体質とかタイミングとか、さまざまな理由があるだろう。
 
 
しかし、免疫力が高ければ、そこまで不幸になる可能性は低かったといえる。30代までは多少の無理も平気だが、40を超えてから不健康が出て来るという人は多い。
 
 
「いつ死んでも後悔はない」と強がりをいってもいいが、だれもが死ぬのは怖いはず。人生80年といわれるなら、そこまでは健康に生きたい。そこまで、生活の保証をしてくれる会社にしたい。と思うのなら、いま病気で悩んではいけない。
 
 
これまで、まったくの大きな病気をしたことがない私だったが、以前たった3週間だけだが、体の自由がきかない毎日を送っただけで、かなり不幸だと感じた。
 
 
寝たきりだと、足はやせ、歩きにくくなる。たった2週間ほどでだ。寝続けることで腰は痛み、活力が落ちる。なんとか、活力を落とさないようにと2週間30冊の本を読み、十数本のDVDと毎日1本の推理ドラマを見た。
 
 
そして、毎日母親と女房と世間話をし、眠たくなったら眠り、ぼーっとしながら何時間もすごし、自律神経のバランスを保つのに大変だった。なにもしてなかったら、私であっても経営者としての活力が薄くなったかもしれない。
 
 

自律神経のバランスを保つには?


バランス感覚を養うということ_2
とにかく、病気になってもならなくとも、リスクは減らしておかなければならない。
 
 
そのために、いま支障がなくとも健康に目を向けるのは大切で、なかでも自律神経のバランスは重要。では、どうすればいいのか?となる。具体的にバランスを保つ為に、おすすめの方法が2つある。
 
 
それは、呼吸と睡眠だ。この2つをまずは、今日からでも気をつけることで、自律神経のバランスは保つ。免疫性が上がるので予防にもなるし、もし、病気になったときにでも、早く治せることにもつながり、復活も早くできるだろう。
 
 
呼吸は、腹式呼吸。これの徹底だ。「仕事のやり過ぎだな」「ストレスがたまっている」など、交感神経が優位になったのなら、呼吸でバランスを保つ。
 
 
ゆっくり息を鼻から吸い、ゆっくり息を鼻から出す。そのときに、お腹は吸うときにふくらませ、吐くときにへこませる。
 
 
今流行のロングブレスでも、腹式呼吸でやるが、あれは吸うときも吐くときもお腹をへこませるので呼吸のしかたは違うが、いずれにしろ呼吸法としてはいい。呼吸は、吸うときには副交感神経をたかめ、吐くときには交感神経を高める。
 
 
つまり、呼吸をバランスよくすることで、自律神経のバランスは保たれる。また、からだを伸ばすとか、横隔膜当たりを広げるとか、体をほぐす効果も高い。心臓にもいいだろう。不整脈などで悩む人にも役に立つ。
 
 
そして、睡眠をきちんと取る。飲むのもほどほどにしてだ。縁故マーケティングをきちんと実践すると、社内の人間関係もよくなるし、家族との関係も良くなる。
 
 
そもそも、顧客のこころをつかむために、相手にどうすればいいのか?というコミュニケーションスキルを上げることになるので、その他の人との関係もよくなるのだ。
 
 
そうすると、よけない鬱憤はたまらないので、毎日毎日、夜中まで飲み歩くことは減るはず。まず、睡眠できる環境を作ってほしい。(そういう面でも縁故マーケティングをきちんとしてもらいたい)
 
 
睡眠は、寝る時間が重要である。その日のうちには寝ることがいい。もっといえば、10時、11時には寝るのがいい。そして、朝早起きする。これを繰り返すことで自律神経はバランスが良くなる。
 
 
夜寝つかないときには、指の先(ツメの生え際)をもう一方の手の指で挟み込み、ぎゅっと、おさえるのがいいという。そして、1本ずつ指をゆさぶり、回転させるなどしてリラックスさせる。
 
 
それを全部の指を行い、終われば上向きに寝て、お腹をゆっくりとさする。腸を温めることで、血流がよくなり、体中に暖かい血液が流れ出す。こういうことで、副交感神経がたかめられ眠くなるのだ。
 
 

どんなことでもバランスが重要


バランス感覚を養うということ_3
いかがであろう?自律神経のバランスの取り方は分かっていただけただろうか?
 
 
健康への意識付けは、経営者の「成功の源」になるとすれば、このことは大切な事であると理解いただけただろう。ぜひ、健康という観点を、マーケティングやセールスの構築とおなじぐらい、あなたの行動の柱にしていただきたい。
 
 
基本的なことであるが、基本ほど見過ごしてしまうということがないようにしてほしいという意味もある。
 
 
今回は、バランスが重要だと言い続けたが、「ビジネスの成功をどうやっていくか?」ということも、なにを優先するか?というバランス感覚を養ってもらいたい。
 
 
というのも、ここ最近、会員企業の経営者と接する中で、個々によって、成長するスピード、また、知識や技術を修得する方法が違う事に気がついた。よって、ひとくくりで全員に同じサービスを提供するより、個々にあったサービスをカスタマイズして提供した方が成果があると気づいた。個々の企業の経営者が持つバランス感覚にあわせて、アドバイスする方がいいと感じたのだ。
 
 
具体的に言うと、ある経営者は電話相談やメールにて、いろんな質問を私に投げかけてくる。それに対する返答だけで自分のやるべき事に気づき、行動できる人たちがいる。また、研究会などで行うグループコンサルティングで各社の実践報告や成果、問題点などを持ち寄りディスカッションすることに意味を感じている人もいる。
 
 
自社の問題解決を百戦錬磨の他地域のリフォーム経営者からアドバイスを受けることもあれば、他の会社がアドバイスを受けているのをみて自社の気づきにすることも出来ることがいいのであろう。
 
 
なかには、大勢で集まるのはイヤだという人もいる。だれでも自社の成長段階は違うので、ずいぶん先にいっている会社は参考になりにくいとの考えからだ。
 
 
それもわからなくもない。そういう人は、私と個別にセッションを行い、自社の問題点をあぶり出し、そこにどう手を打ち、どう改善していくか?を見直す事で改善していく。
 
 
なかには、私が、直接、営業マンや女子社員にレクチャーすることもある。社長の手が回らない部分を、代わりにやることは多くなった。社長が自分では言いにくいことを、私が代わりに社員につたえ、教育するという事も多くなった。
 
 

あなたのバランスにあった取り組み


バランス感覚を養うということ_4
あなた流の目標達成において、どう私がかかわるのがいいのか?もう一度、考えてみてほしい。
 
 
もう一度、「どうするのがあなたの為に良いのか?」ということを考えていただきたい。この研究会になにを求めて来られたのか?なにが欲しくてこられたのか?どうなりたいから来られたのか?それを思い起こしてもらいたい。あなたは、なにが不足していて、なにを私に手伝ってもらおうと思っているのか?明確な物を出して欲しい。
 
 
いまのままでもいいと言う人もいるだろう。それはそれでいい。しかし、もっと、自分流にカスタマイズしてほしいという希望があるのなら、具体的に取り組みたいのだ。
 
 
希望があれば、ぜひ、積極的にかかわって欲しいし、積極的な行動をお願いしたい。現状では、積極的に私にかかわってきている人ほど、成功しているのも事実。もし、いま、あまりかかわりの少ないあなたであれば、ぜひ、積極的に動いて欲しい。
 

 

 

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