人の痛みがわからない子供たち

改野里絵

こんにちは。事務局の本多です。

近年、家族を殺したり、無差別的に犯罪をする若者が増えたという現状があります。

殺人とまではいかなくても、人の痛みが分からない子供たちが増えてきました。

私も先日、若者から悲しい言葉を投げかけられ、とてもショックを受けました。

今回は、そんな若者についての森下のブログをご紹介させていただきます。

 

 

最近の少年犯罪、また家族の中で躊躇なく殺人が行われる現状をふまえて
弁護士の住田裕子さんが講演をしてたので、ちょこっと聞いてたんです。

人の痛みがわからない子供が増えたと。
弁護士なりの観点から話されてましたが、聞きながら
ほんと、そうだな・・と納得しちゃいました。
日々、人を育てて行く難しさに悩んでいる私として、ちょっと愚痴を言いたくて・・
(たわいもない愚痴を聞きたくないあなたは・・ここで読み終えてください)

殺人なんて、極端なとこまでいかなくても、
人の痛みや、悲しみ、怒り、尊重、・・そう、思いやりが
ここんとこそっくりかけている人がやたらに多い。
むしろ、そういう態度がもてはやされているところもある。

特に、金儲けを一生懸命やろうとすると
めんどくさいことを省略しだすので
おのずと思いやりがいらなくなる。

でも、今の若者は、なにかに熱中するあまり
他人にいちいちかかわることができないわけでなく
なんにもすることがなくても、一人でこそこそしたいから
思いやりを持たないのが多い。

本人たちは、全くそんなことをしてるなんて思っていない。
普通に思いやりをもって、他人と接していると思っている。
自分なりの思いやり。他人はどう思っているのかは
あんまり関係ない。自分勝手な思い。

今の20代は、ほんとそうである。
自分たちが、気遣いや思いやりだと思っていることが
本質からずれている。
でも、それでいいんだろうな彼らは。
それが、今までの生活の中で、自分たちが過ごした
常識から言うと、それで当たり前なんだから。

最近の若い者は・・と
いつの世でも言われ続けているけど
あまりにも、無表情である。
したり顔だ。
自分の目の前で人が殺されても、
そうなんだ・・と普通の顔で通りすぎそう。

このギャップを乗り越えようと
私も、自分勝手に彼らを見ないように
いくら心を改めようとしても、この人の痛みがわからない
すなわち、なにが人の痛みなのかがわからない
若者に対して、こころが乱されてしまう。

思いやりを人に押し売りする世代が
私の世代だ。
自分のことをわかってもらいたいと、必死で思う
最後の世代かな。
こういうのって、独りよがりになって、だれもが嫌がるところなので
いつもそれが前に出ないように気をつける。

あの涼しい眼。
何か必死になって、乗り越えようとしている人に対して
さげすんだ眼。
ほんと、熱くなっている人がバカみたいな。
そういう熱さが、我々の知らないところで次元をずいぶん上げて
くれているのに。

話もどして

なんで、いま躊躇なく人が殺せるのか。
先祖の血には、人を殺してきたDNAがある。
人を殺すことによって、天下が取れたり
ほめられたり、英雄になったり。
奥底にそのDNAがある以上、人を殺すことに
喜びを感じる人がいても不思議でないという。

大切なのは、それでも人を殺すことは
絶対ダメなんだというDNA。
それを一番優先するDNAにすることが
今後は大切だと。

いつの世でも、人として一番いい思いやりは
あるはず。
これを優先する教育が大切である。

 


サクセスサポートオフィスは全国の企業経営者が持つ「集客・営業・社員教育・組織づくり」などの様々な問題、課題の解決をお手伝いしています。

ご質問やお問い合わせは、ぜひこちらの無料相談まで。
お電話でも受付けております!079-295-5772