人を動かすには

改野里絵

こんにちは。

事務局の本多です。

 

本日は、ある日の森下のブログをご紹介させていただきます。

この間、心理学の先生に
「社員にはね、期待してるって言っちゃあダメですよ。任すからって言ってください。」
なんていわれたんです。

期待してるって言う言葉は、それ自体が重責となって
「期待に答えなきゃ!」って思いすぎて、空回りしやすいってことなのかな?
「任す」っていうのは、どこまでやるかも社員が自分でスタンスを決められるので、のびのびやりやすいってことなんでしょうか?

そんなん、気にせず「やれ~」って言やあいいんだっていう体育会系のノリでいくと
考えすぎだって怒られちゃいそうだけどね。

ほめるとねぎらうの違いのように、期待と任すは、はっきり違いはあるよね。
「ほめる」「期待」のように他人が決めた尺度によって評価が決まるっていうことが、分かりやすいぶんストレスが生じやすく、今の世の中ではそれにめげて多くの人が挫折するんでしょう。

期待ってするほうは、期待したことがうまく行ってもそれで終わりってことにならないですよね。
必ず、次の期待をしてしまう。
言い換えたら、期待がうまく行っても満足感は永久に手にできないってことですよね。

そうか、だから任すのか。

期待っていうのは、その言葉がもつ意味だけでなく、この言葉によって得られるものが「するほうもされるほうも満足できない」っていう、ネガティブな性格を持ちあわせているからね。

でも、人に任すときには、だれでも「だいじょうぶかな?」って不安はある。
ダメかもしれないっていう思いでやってもらって、うまくいけば、それはすばらしいギフトとなって自分を喜ばすから。
ダメなときは、どういうやり方言い方をしてもダメなんで、これはあまり考えないとして、どちらが効果的な言葉かというと、おのずと分かるよね。

任せて安心。
深いよねこの言葉も。

 

 


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