タバコの効果 パート1

森下 吉伸

こんにちは。森下です。

さて、今回は「タバコの効果 パート1」についてお話しします。

タバコの正当性


いまでは、どこでも分煙でタバコは嫌われている。

値段もあげられ、あからさまにタバコ排除に世の中は向かった。

ひとつの流行でもある。

「これが悪い」となれば、そこをいじめるのが日本人である。

人種差別はしなくとも、弱いものいじめはやるのだ。

そのせいで多くの喫煙者が責められたのであろう。

タバコは「百害あって一利なし」と、世界中が言い始めたが、本当だろうか。

本当に一利もないのだろうか。

いいかえれば、一利もないものがこんなに長期間、世界中で流行るのであろうか。

喫煙者のあなたなら「いいこともある」といいたいのではないか。

健康も引き合いに出されて「悪い」の一点張りである。

そんな人のためにタバコの効果について考えてみたい。

いや、考えると言うより、なぐさめてあげたいといった所だ。

もし、百害だとしても、害があるのは吸っている自分だけである。

それなのに、さも、周りの人みんなに害を与えていると言わんがばかりに、因縁をふっかけられている人のためにも、タバコの正当性も考えてみたい。

 タバコと肺がん


「タバコを吸うと肺がんになる」と言われることが多い。

タバコを吸う人が攻められる言葉ベスト1であろう。

しかし、実際はそうでもない。

日本人の悪い癖は、自分が調べずに、他人の意見に乗ってしまうところである。

以前、日本では免疫学の権威である順天堂大学の奧村氏が「タバコと肺がんの因果関係はない」と発言されていたのを聞いたことがあるからだ。

その発言の根拠となったのは、肺がんの死亡者数の推移である。

日本国民10万人当たりの死亡数でみると、1980年には18.3人、1990年は29.7人、2000年は42.8人、2010年は52.2人、201559.4 人と、この 35 年間で 3 倍に増えているという。

この増加は驚くばかりである。

反面、タバコ人口はどうかというと、現実ではタバコを吸う人が年々減っている。

これは単純な比較だが、タバコ人口は減っているのに、肺がんで死ぬ人が増えているというのは、関係がなくはないが薄いとは言えるであろう。

がんは増えた


たしかに、いまは肺がんだけでなく、がん全体が増えているという。

現在では「2人に1人ががんになる」と言われているからだ。

そして、がんになった人の4人に1人が亡くなる時代であるともいわれている。

このままいくと「事故以外の死因の全てはがん」という時代になるかもしれない。

それほどがんは怖い病気だといえる。

ただ、50年前の資料では「がんは稀な病気だ」と紹介されていた。

それが年々増えたことによって、「がん原因の撲滅」と騒がれる時代になった。

以前は「ご飯のおこげはがんになる」といった程度だったが、がん予防に関する研究が重なり情報のレベルは上がっている。

マスコミから注意喚起が激しく、国民にかなり浸透してきた。

タバコはそのやり玉にあがっているのである。

がんの原因


もともとがんは「生活のしかた」に影響されている。

人は自分の体を自分で制御できる機能がついているという。

ある学者は「人間は10段階〜20段階の防御系をもっている」というぐらいだ。

よって、本来がん細胞が体にできかけるとNK細胞が自然と防御してくれている。

いくらタバコを吸っていようがきちんと生活をしていれば、そうそう簡単にがんにはならないはずである。

しかし、実際はがんが増えている。

言い換えると、きちんと生活をしていないことが1番の原因であろう。

きちんとした生活というのは、まず、家の中が生活しやすく片付いているかどうかである。

物があまっている時代では片付けがヘタになってしまう。

それだけでも免疫系がおちるという。

心配事やストレスがあるからだそうだ。

タバコより雑然とした部屋の方ががんになりやすくなるのだ。


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