厳しさと甘さ

改野里絵

こんにちは。事務局の本多です。

本日も、ある日の森下のブログをご紹介させていただきます。

今回のブログの内容は、教育についてです。

 

 

うちの子供の中学校は、市内でも厳しくてしつけが行き届いていると評判がいい。
たしかに学校にいくと、会う生徒という生徒は
「こんにちは!」と大声であいさつをしてくる。

運動会など学校行事の時は、整然と行進をして子供がバタバタするせわしなさがまるでない。
ほんと、規律の守られたいい学校だと思う。

ただ、ここにきていろんな意見を耳にする。
「いや、これは厳しすぎる」
「子供らしくない」
「もっと、自由にやらないと」
「枠組みに押し込めるだけではいけない」
などと。

子供のしつけは難しいよね。
厳しくやれば、かわいそうだと思い甘くすればすぐにつけあがる。

子供は、ほんとうにすぐ、つけあがるんだよね。
だから、厳しやらないといけないのが私の持論です。

でも、それは、子供のことを卑怯な奴だと言ってるんじゃなくて、子供はやっぱり子供なんだと言うこと。自分でどこをどういう風にすればいいのかが分からないだと思う。
だから言い換えると、なにが厳しくてなにが甘いのかも分からないのかも知れない。
どこまですれば怒られるのかな?がひとつの尺度なので
怒られるところまでやる。加減が分からないからね。

やりすぎて怒られる。そしてやめる。

手探りでいい事と悪いことを見分けようとしている子供に、それはかわいそうだろうっていう軽々しい同情の基準で判断した救いの手が必ずしもいいとは思えません。

これは子供だけじゃなくて、大人にも言えることです。
たとえば、会社の社員。

目標を設定して厳しく指導したり、成果に対して厳密に給与を設定したりすると、厳しいと嘆くものです。ただ、そこを甘くしても全然会社も社員も儲からないのです。

あんまり枠組みに入れないで、自由に発想をもって仕事をさせて成果を出さす。
そんなことは、ごく一部の社員にしかできません。
だいたいは、やらねばいけないことをルールづけして、誰にでも分かるしくみにのせないと廻らないです。

厳しさを言い続けると、あのひとはなんて人情味のない人だ!なんていわれるので、日本の中小企業の社長は、社員に嫌われるのがいやだから、すぐに妥協する。
で、ずっと儲からない。
厳しくやり続けている人は、非難をうけながら儲ける。

有名コンサルタントなどが書く本に、やる気を出さして、自分自ら進むようにしむけていき、あまり頭越しに言わないで・・・なんてある。
これも、一部のひとにしかできないよね。

自分が、めちゃめちゃ優れた人ならどうにでもなるけど、まだまだそこまで行ってない私などは厳しくやりたいね~
でも、厳しいと付いてこないんだよね~社員は。

難しいね。

 


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