「不況期にも負けない、効果のあるマーケティング」について パート2

森下 吉伸

こんにちは。森下です。
梅雨の合間に気まぐれに顔を出す、太陽と澄みきった青い空を見ると心も晴れやかになる。
内向きだった気持ちは外へ向かい、意気揚々と外出するが、すぐに日差しの強さに当てられて汗をかいてしまう。

 

夏のはすぐそこまでやって来ているのだと実感させられる今日このごろである。

 

さて、前回に続き「不況期にも負けない、効果のあるマーケティング」についてお話ししたいと思う。

 

 

 

 

不況に勝てるチラシのポイント


前回、不況期にでも効果がある集客方法について、ニュースレターの活用法などを紹介させていただいた。
そして、次に紹介したいのが、「チラシ」についてだ。

 

紹介と言ってもごく一般的に用いられる手法の一つなので、「どのようなチラシを作っているのか」、その中身について迫りたいと思う。

 

ここでも前回、お話しした「親和欲求」や「知り合い」などをポイントに作るのは同様である。
つまり、不安を解消してくれるようなキーワードとして親和欲求」や「知り合い」などを利用すべきだということだ。

 

その中で、チラシの構成として気を付けるべきポイントを挙げると下記のようになる。

・言葉は短く端的に
・写真を有効に使う
・胡散臭いものは絶対だめ
・読みやすさを重要視
・誰が読んでも意味がわかるもの
・メリットにインパクトがある

 

こうやってみると、当たり前のことばかりかもしれないが、これらが重要なのである。
これらの要素を一つ一つを確実にしていくと、反応が上がるのだ。

 

つまり、
・チラシを読んでいく順番を意識して、こちらが伝えたい順番でチラシを読んでもらえるようにできているか?
・そこに書いてあるサービスやメリットが、小学生が見ても理解できる書き方であるか?
こういったことも、チェックしないといけないのである。

 

チラシを作る際、どうしても言いたいことがたくさん出てきてしまう。
しかし、そこは押し殺して、厳選していただきたい。

 

シンプルに、すっきりと、見やすいものは、反応が良いのである。

 

もし、現状のチラシが当たっているのなら、あえて変える必要はないが、物足りなさを感じた時には、上記のような観点での修正が必要になるだろう。

 

 

 

不況に勝てる社長の力を蓄える


最後に、メンタル部分も少し話しておきたい。
昨年、大きな話題を読んだ「ルーチンを大切にする」といった話である。

 

これまでの「集客」といった視点とは少し違うかもしれないが、自分のバイオリズムを理解して、行動計画を立てることが有効だということを改めて理解してほしい。

 

もし、今が順調に進んでいないのなら、バイオリズムが低いかもしれないし、低くなくともうまく波に乗れていない可能性が高いので、充電することも重要だということ。

 

そういった時は、積極的にチラシの折り込み枚数を増やすとか、エリアを拡大するなどを考えずに、現状で手堅く確実にこなしていくといった行動を進めたい。

 

不安のある時期は、焦りや、苛立ちが起こりがちなので、例えうまく業績が上がっている会社であっても、基本を忠実に、無理をせずに、確実に成長することを忘れてはいけないということだ。

 

・無理はしない
・近い目標を立て、達成する
・成功したことをやり続ける
・体調管理

 

こういったことが、充電するときだけでなく、冒険をするときにも忘れてはいけないポイントであるのだ。

 

不況期には、不況期に合わせた集客力求められるものである。
しかし、それと同時にそれらの手法を駆使する為の精神力が問われてしまうのもまた事実なのである。

 

両方を備えてこそ不況期を乗り切ることが可能になるのだ。
今後も困難な時期は幾度となくやってくるだろう。

 

それでも共に乗り越えていこうではないか。
それでは。

 

 

 


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