成功には健康が必要である パート1

森下 吉伸

こんにちは。森下です。
 
4月に入り春の陽気と共に今年度がスタートした。
心機一転して生活を改めるにも最適な季節だ。
 
体が使っているエネルギーについて考えたことはあるだろうか?
50代に入り健康について気にするようになってから、興味深い話を入手したので紹介したいと思う。
 

成功には健康が必要である_1

若いときのしわ寄せがくる


いま、うまくいっているあなたであっても「もっと成功したい」と希望はあるだろう。
 
しかし、あなたにとっての成功とはなにか?お金であり、権威であり、自由であり、家族であり、自己実現であるかもしれない。
しかし、元気であってこそ成功が生きるのではないか。
 
そのためには健康が必要である。
「お金があっても病気だとしょうがない」のである。
 
このセリフを聞くと、これまで年配者がそうつぶやいていたことを思い出す。私も50歳となり、そろそろ健康について考えようと思い始めた。
 
たしかに、私は30代40代のときは、健康に注意しなくともさしたる問題はなかった。
これまで睡眠時間が少なくとも平気だったし、多少は無理をしてでも自分のやりたいことに没頭できた。
 
しかし、無理をしたしわ寄せは確実に先で現れると聞く。今はまだ感じないが現れるとしたらそろそろであろう。
50代で亡くなる人も耳にする。「まにあわなかった」となげく前に、今回は健康を維持するポイントに触れてみたい。
 
ただ、この文章を読むあなたの年代では、あまり関係ない話かもしれない。
しかし、そのうちに必要となる情報ではあるはず。読んで損はないと思う。
 
また、私と同年代、それ以上の人においては知っておくべき内容である。
「最近、太った」と気にしているならメタボ対策の参考になるので、たのしく健康を考えるきっかにしてもらえればうれしい。

 

エネルギーが不足している


成功には健康が必要である_2
まず、エネルギーから入る。
 
「いつも体がだるい」「眠い」という人がわりと多い。
あなたはどうであろうか?
「いつもではないが、めしを食った後は眠い」というかもしれない。
 
これらは両方とも正常な状況とは考えないで欲しい。
 
エネルギー不足なのである。
行動や発言はエネルギーによって行われる。
それが不足しているのはいい事ではない。
 
こういったエネルギーの低下は、体を正常に動かすための栄養素が不足している状態だといえる。
 
また、「頭が回らない」「アイデアが出ない」ということもそうだし、「自信がない」「不安である」というのもエネルギー不足からおきる症状である。人によっては「病気になりやすい」「病気が治りにくい」という悩みもエネルギー不足が関係しているのだ。
 
つまり、日々我々を不快にさせている体の症状、思うように体がうごかないことも、その多くがエネルギー不足によっておきていることだといえるのだ。

 

エネルギーとはなんぞや


成功には健康が必要である_3
よって、まず健康の確保にあたって、最初に考えるべきことがエネルギーをどう確保するか?ということになる。
 
健康に対する悪を蹴散らし、正常に思考し行動する力には多くのエネルギーが必要なのである。
 
ただ、「エネルギーをよく知らない」という人は多い。言葉では聞いたことあるが、詳しいことは知らないという人が多いのだ。
まず、そこから説明していこう。
 
人間は60兆個の細胞から成り立っているという。
遺伝や体質によって人それぞれに違うが、この細胞を上手に動かすことで多くのエネルギーが生まれるという。
細胞を動かすにはATP(アデノシン三リン酸 Adenosine Triphosphate)が必要となる。車にたとえるならATPはガソリンだといえる。
 
ATPをたくさん作りだすことができれば、燃料となり細胞を活発に動かすことできるのだ。そのことでエネルギーが発揮できるのである。
よって、健康を維持するならATPを多く作りだし蓄積しておかなければならない。
 
では、ATPはどうやれば摂取できるのか?という疑問がおきる。
答えは「食べもの」から摂取しろということである。
 
というより、食べものからしか摂取できないようだ。
必要な栄養素を含んだ食事をしっかり食べる以外に摂取方法がないのである。
もちろんサプリメントなどで栄養素を補うことはできるが、基本はATPが摂取できる食材を満腹になるほど食べることがいいようだ。

 

十分な栄養とは腹一杯とは違う


成功には健康が必要である_4
ここで間違えてはいけないのが「満腹」という概念である。
 
栄養素をしっかりとれているか否かを判断するのに脳は満腹感ではかる。
ただ、脳が判断する「満腹」は十分な栄養がとれている状態であり、腹が一杯になっている状態ではない。
 
一般的に「満腹だ」というと、腹が一杯になったことを言うだろう。
しかし、脳はそうではない。腹が一杯になったから食べるのにストップをかけるわけではない。
体に必要な要素を充分に取り入れることができたと判断したときに満腹感を感じストップをかけるのだ。
 
つまり、腹が一杯でも必要な栄養素がとれていないと、脳は食欲にストップをかけない。
栄養素の偏った食事をしているなら、大食いする傾向になってしまうのはこの理由からだ。いくら食べても必要な栄養素がないので、どんどん食べてしまうのだ。
 
一方、バランスよく栄養素をとれている人なら、腹が一杯になっていなくとも満腹を感じることになる。
ATPを作り出す為にしっかりと食事を取らなければいけないのだが、なんでもかんでも食べればいいというものではない。必要な栄養素をきちんと取らなければいけないのである。

 

必要な栄養素とそれを壊すもの


成功には健康が必要である_5
では、必要な栄養素とはなにか?気になるところである。
 
簡単にいってビタミンとミネラルである。
この2つが絶対必要である。
 
常識ではあるが現代人において圧倒的に不足しているから困ったものである。
昔なら、通常の食事である程度は摂取することができた。
 
しかし、現在、出回っている食材を見ると、ほとんどこの2つが含まれていない。まずは、この2つを摂取できる食事を基本としなければならない。
 
その代表が玄米である。
玄米においては賛否両論だが、摂取方法として一番いいようだ。
 
また、国産の野菜、醤油、酢、わかめ、純米酒などもいいという。
これらをくちゃくちゃと何十回もかみ砕いて飲み込むことで、とてもいい摂取をすることができるというのだ。唾液とからまった食材が、必要な栄養素に分解され効果があるというのだ。
 
ただし、いくらいい食材を食べても、悪い食材を入れると帳消しとなるので、悪い食材の排除も必要となる。その代表格が肉である。
 
ちょっと前から、あちこちでベジタリアンのメリットを聞くことがある。
彼らも口々にいうが肉は体によくないのだ。
こういうと肉食で元気に過ごしている人から文句をいわれそうだが「肉は悪い」といわれる事実も知ってもらいたい。
 
というのも、肉は腸で宿便となって腐ることで体にいろいろな悪影響を与えているというのだ。
 
そもそも小腸は栄養分を、大腸は水分を吸収するところである。
よって、小腸は多くのヒダがありゴミをためやすい。
その中に肉がたまると、やがて腐り、栄養分とともに毒素も吸収されるというのだ。
 
いかがだっただろうか?
次回は、引き続きエネルギーを使うことや、私が実際に食事法を改善してどう変化があったのかも併せて説明していきたい。

 
 
 
 
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