これからのお金持ち パート2

森下 吉伸

こんにちは。森下です。

卒業シーズンは寂しくもありますが、新しい環境へのワクワク感もありますね。

さて、今回は「これからのお金持ち パート2」についてお話しします。

経済援助の落とし穴


先にいった、親の財産があればお金持ちにはなるが、親の援助を受ける人(他人からの援助)には落とし穴がある。

7つの法則にある、親の援助を受けないのがお金持ちの秘訣である理由がここにある。

・与えられた金は貯蓄より消費に使われる。
・親からの援助を、自分の財産と一緒にしてしまう。
・親から援助受ける人は借金も多い。

財産がたくさんあればいいが、それなりの財産ならだいたいがスグになくす。

理由はひとつ消費に使うからである。

与えてもらったお金は「消費するお金持ち」にさせてしまうのだ。宝くじやギャンブルで稼いだお金は無駄になるのと同じである。

「与えられたお金は特別なお金であり、無駄に使うべきではない」と考えるべきである。

また、自分のお金と与えられたお金を一緒にする人は、持ち金と借金を一緒にしてしまう人と同じである。

借金は最終的には返さなければいけないので、ないものだとして自分の持ち金とは別に考えないと、いつまでも返せない。

つまり、いつまでも返済だけあってお金は貯まらないのだ。

与えられたお金と手持ちのお金は別だと思わないから、気がつけば消費となって消えてしまうのだ。

悪い事に、与えられてもプラスにならなければ、お金が足りない状況になってしまい、さらに与えてもらおうとしてしまう。

そして借金がふえてしまうのだ。

親や他人からの援助は別である。貯金である。それを忘れないでほしい。

大きなビジネスでなくともいい


ここまでみると、これからのお金持ちは地道なものだ。

ハデなことを求めず、お金を残すことを考えて、自分なりにけじめをつけていくことである。

また、目につくのが、7つの法則にある「自分にピッタリな仕事をやれ」ということ。

そもそも億万長者の近道に自分にピッタリな仕事があったのだが、それを実行するのが今後のコツの一つだろう。

自分にピッタリの仕事とは、決して博打ではないし、無理をすることではないだろう。

また、新しいことでも難しいことでもないかもしれない。ごく普通の仕事がほとんどである。

大切なのは、自分がやりたいことかどうか?商材や販売方法なども自分として納得できるものなのか?ということ。

つまり、自分にピッタリな仕事とはなにか、答えをだせということだ。それができることが、これからのお金持ちにではないか。

3つの争奪戦の法則


7つの法則にビジネスチャンスをつかむとある。

これからを考えると、ある経営者は次の3つの争奪戦は考えておいた方がいいといった。

・時間の争奪戦 
・場所の争奪戦 
・財布の争奪戦 

暇つぶしにお金をかける時代である。

まさかスマホやゲームに1番お金をかけるなんて思いもしなかった。

仕事や用事のあいまにネット買い物やSNSをするなど、どの時間で勝負するか大切になった。

お店は立地条件がすべてだが、これからどこでお店をするのか、ヒットする場所が益々限られてくる。それと同じで財布のお金は決まっていて、どこにお金を使わせるかがポイントになる。

安定してお金を出し続けるしくみをつくるのがトレンドであろう。一つ一つの商品をどう売るか?より、とにかく定額でお金をいただける中で、切れないためにどういうものを出し続けなければならないか。

iPhoneが新しいモデルを出し続けるのも、Amazonが新しいサービスを構築するのもそうだ。まず、一定なつきあいがないと次の商売はないのだ。

今後のお金持ち


お金持ちの定義によって、今後のビジネスの考え方も違ってくる。

昔のお金持ちと時代は変わったと思いがちだが、なにも変わっていない。

いくつかのポイントの比重の変化があるだけで、要素は何も変わっていない。お金持ちは浪費家ではない。質素で地味なものである。

いま、お金持ちになることで、余裕を手にして欲しい。

落ち着いて、じっくり商売が出来る社長であってほしい。

それこそが成功秘訣であろう。


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