教育再生ってやつ

改野里絵

こんにちは。事務局の本多です。
本日もある日の森下のブログをご紹介させていただきます。
『教育とは?』『しつけとは?』いったいなんでしょうか。
ぜひご覧ください。

とある総理が、教育再生に関する今後の方向を発表した時の話。
たまたま、その日の夜に、とある小学校の校長とお会いしたんですが
大変ご立腹されてました。
いままでの、自分の教育者としての人生を否定されたような気分であると。

わかりますよね。お気持ちも。
もちろん、よりよい教育環境を考えての改革は、常にだれもが望んでいることでしょうけど
これまで、よいとされていること(か、目をつぶっていたこと)を中心に
ずっとがんばってこられた方にすれば、
今までは悪かったから、これからは変えますからとなると
おいそれとは納得はいかないでしょう。
それが、こころのそこでは、多少でも、わかっちゃいることであっても。

それはもとより、教育の現場が追い詰められてますからね。今は。
もちろん、そういう現状なので今回の改革があるんですが
この端境期の当人にしてみると、苛立つ気持ちはあるでしょう。
無理もないです。

しくみっていうのは、変える時に大変です。

しくみとは、理屈がまず先にあって、運営しながら見直し
改善していくものです。いまの、教育環境もそうでしょうね。きっと。

しくみを作っていくには、まず、
「こうなればいいだろう」と理屈を立てます。
そして、それを運営していき、問題が出れば
「こう変化しないとその問題は解決しないだろう。」
という風に。

大切なのは、最初につくった理屈です。
まず、なにか理屈があって
それを、実行していくために理屈を積み重ねる。
だから、いいにしろ、わるいにしろ、運営していく中で、誰もが納得するような
(それは無理なので、すなわち、ある一部の人が納得するようなっていう解釈かな・・)
ことに、なっていく。

だから、理屈で固められたしくみを
変えるのは大変です。
かえる理屈を立てないといけないから。

だから、ごっそり変えるしかないでしょうね。本当は。
そこで、やり過ぎると、いまを生きる当人からの理解はもらえない・・
なんてことでしょうか。

もし、最初の理屈に触れるとしたら
しつけを持ってこないといけないと思います。
しつけ。

アカンモンはアカンという概念。
なぜ?そうしないといけないのかがない概念。
(と、私は思ってます)

自分の子供や、社員にむけて取り組んでいたことで
最近になって、それじゃラチがあかないなと思っていることが
いちいち「なぜそうするのか?」ということを教えるって言うこと。

ずっと、
なぜ仕事をしないといけないのか・・・とか
勉強をしないといけないのか・・とか
なぜ、仲良くしないといけないのか・・とか
朝は、早く起きないといけないのか・・とか
そこを、教えたり、感じさせたりすることに
よって、自力で感性が磨け、素晴らしい人になるなと思っていたんですが

でも、子供は違いますよね。
子供にはしつけが、ほんと、必要です。
(大人でも、子供がいるかもしれません・・・なんて)

その昔、軍隊みたいに、頭ごなしの教育に
改善をこころみ、自分から感じる力が湧き出てくるように
ゆとりなどのキーワードで、ストレスなくエネルギーが
湧き出てくるようなものを期待してんでしょうけど。
決して、間違いじゃなかったんでしょうけど
全く、しつけの概念をなくしたのがダメだったのでしょう。
いいことや、悪いことなんて理屈じゃないですから。
そこを、自力で考えろって、子供に言っても無理に
決まってるので。

法律がある以上、なぜその法律があるのかを考え抜いても
しょうがなく、決まりごととして
すなわち、しつけとして捉えないとということです。

まあ、そんなことは、みなさん百も承知なんでしょうけど
そこが、わかっちゃいるけど、やめられない。なのかな。


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